コーヌスクローネとは

コーヌスクローネ(コンフォートブリッジ)は、神経のある歯に適応される、ドイツ式の部分入れ歯です。内冠と外冠の二重構造になっており、はめ込み式でしっかりと歯を固定するため、お口の中で入れ歯が動くことはありません。保険診療の入れ歯に馴染めない方におすすめです。

当院は、「歯を抜かず、歯の可能性を最大限に発揮する」ことにこだわっています。コーヌスクローネは、義歯として優れた効果を発揮します。


一般的な入れ歯との違い
  • 既存の歯を残した設計で作れる
  • 食事や会話中に外れにくい
  • つけたまま就寝できる
  • 金属のばねを使わないため目立たない
  • 外科手術や処置が必要ない


一般的なブリッジとの違い
  • 取り外して洗えるので清潔を保てる
  • 土台となっている歯の治療が出来る
  • カスタマイズしながら長期に使っていける


一般的なブリッジは、土台の歯がむし歯になったらブリッジを壊して作り直しになります。ところがコンフォートブリッジは、土台を増やすなどのカスタマイズをしながら、長期に渡って使うことができます。

実際に、院長の父に行った治療症例で説明していきます。
こちらは処置をする前の写真です。上下とも歯と歯に隙間と着色があり、前歯が出て伸びてきているのがわかります。

レントゲンでみると、左上1番の歯が歯周病で骨が溶けてきています。さわってみると、かなり揺れるため、この状態ではしっかりと噛めません。右上4番、左上7番、右下7番の歯が欠損しています。

上下ともに隙間があるので、矯正と歯周病治療を行いました。父はこの時60代ですが、必要であれば矯正も可能です。歯の着色はとれています。

状態がよくなってきたので、上の歯から仮歯におきかえてコンフォートブリッジを作っていきます。

型取りをして、何度かステップをすすめた結果、上の歯のコンフォートブリッジが完成しました。

下の歯も同様、仮歯に置きかえた後に、右下の欠損部にコンフォートブリッジをつくり、上下とも完成しました。

コンフォートブリッジは、一般的なブリッジと異なり、自分で取り外せるので清掃性がとてもよいのが特徴です。自分で外せるといっても、食事中など不用意に外れることはありません。

歯周病で骨が溶けている左上1番は、抜歯を選択される歯科医師が多数おられることでしょう。しかし、このようなグラグラした歯でも、抜かずに残せるのはコンフォートブリッジのメリットです。天然歯にしか存在しない歯根膜を残すことは、なるべく身体に負担をかけない治療法といえるでしょう。

当院は、歯が本来持っている機能を大切にしながら、患者さんのお口の健康を守ります。お一人お一人の身体の健康を最優先に考えるという信念で、身内にも行う治療を提供しています。

※コーヌスクローネ治療はオーダーメイドの治療になるので治療費に関しては治療中にご説明させていただきます。
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